by リリー・フランキー
泣いた、泣けた、初泣き。
去年読んだ下ネタ満載のお気楽エッセイでは笑わせてくれたリリーさん。
今回はあちこちにまちうけてる泣きの地雷を完全に踏み続け
最後は字がよくみえなくなっちゃったよ(T_T)
リリー家の歴史をのぞかせてもらっただけなんだけどね。
小さい頃からオトンと別居、オカンとマーくんの二人の生活は九州の炭鉱の町から始まる。
ほぼ同年代のマーくんなので遊び、はやってたもの、感じ方・・・とてもリアル。
決して甘やかしてるわけではないけれど、ほしいものは買ってくれる、洋服も
いつもきれいなものを着せてもらってる・・・オカンは女手一つで自分のものは
後回しにマーくんを育てる、おいしい料理、ぬか漬けを毎日漬けて・・・
そんなオカンが大好きなマーくん。
でも年をかさね、親と子が逆転をしだすとずっと怖がってたものが近づいてくる・・・
ぐるぐるぐるぐる・・・・・。
親との別れは誰にも必ずやってくる。
どんなに孝行しても足りないらしい。
でもどの親子よりお互い、深く「ありがとう」と思いあえた親子だね。
私はオカンの十分の一も母親らしいことはしてないな・・・・と自己嫌悪にも陥るけど(;^_^A
よかった、この本を読んで。
ありがと~~リリ~~(T_T)
いつかどこかで会ってみたいな。